日本時間７月２日、ランディ・アロザレーナ（レイズ）がホームラン・ダービーに初出場することが発表された。これでホームラン・ダービーの出場選手８人のうち、フリオ・ロドリゲス（マリナーズ）、ブラディミール・ゲレーロJr.（ブルージェイズ）、ムーキー・ベッツ（ドジャース）と合わせて４人が決定。2020年のポストシーズンや今年３月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で大活躍したレイズの「お祭り男」がホームラン・ダービーの舞台でどんなパフォーマンスを見せるか注目される。
現在28歳のアロザレーナは2020年に新人ながらポストシーズン10本塁打のメジャー新記録を樹立。2021年は20本塁打＆20盗塁、昨季は20本塁打＆32盗塁をマークし、今季はここまで80試合に出場して打率.288、15本塁打、57打点、９盗塁、出塁率.401、OPS.885という成績を残している。先週あたりから「ホームラン・ダービーに出場してショーを見せたい」とホームラン・ダービー出場への意欲を示していたが、希望通りにホームラン・ダービー初出場が決定した。
同僚のヤンディ・ディアスとともに、すでにファン投票でオールスター・ゲームに選出されているアロザレーナだが、意外にもオールスター・ゲーム出場は今回が初めて。今年のWBCで披露した「ドヤ顔＆腕組みポーズ」がホームラン・ダービーやオールスター・ゲームの舞台でも飛び出すか注目だ。なお、レイズからのホームラン・ダービー出場は2008年のエバン・ロンゴリア、2009年のカルロス・ペーニャに続いてアロザレーナが３人目。ロンゴリアもペーニャも１回戦で敗退しており、アロザレーナが１回戦を突破すれば、球団史上初の快挙となる。
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