ブレーブス強力打線がマーリンズ・ペレスを撃破 首位独走態勢に

【マーリンズ0-7ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

6月に5先発で防御率0.32をマークしたマーリンズの有望株エウリー・ペレスが相手でもブレーブスの強力打線の勢いは止まらなかった。初回に一挙6点を先制し、7対0で完勝。2位マーリンズとのゲーム差は8に広がり、地区6連覇に向けて独走態勢を築いている。20歳年下のペレスと投げ合ったブレーブス先発のチャーリー・モートンは6回途中4安打無失点の好投で8勝目(6敗)をマーク。ペレスは一死しか取れず7安打6失点でノックアウトされ、2敗目(5勝)を喫した。

ブレーブスはロナルド・アクーニャJr.の21号ソロ、オジー・オルビーズの19号ソロと初回先頭からの二者連続アーチであっという間に2点を先制。オースティン・ライリーとマット・オルソンの連打で無死1・3塁のチャンスとし、ショーン・マーフィーとマーセル・オズナの連続タイムリー二塁打で3点を追加した。一死後、オーランド・アルシアも二塁打を放ち、ペレスをノックアウト。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、8回裏にオルソンがダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、7対0で完勝して2位マーリンズに実力の差を見せつけた。

今季のブレーブスは初回の大量得点が目立っており、開幕82試合目の時点で初回の87得点は1974年以降でメジャー3位の数字。21イニング連続無失点を継続中、直近33イニングでわずか1点しか失っていなかったペレスが相手でも初回攻撃の勢いは止まらなかった。6月に21勝4敗という圧倒的な強さを見せ、直近16試合で15勝1敗と勢いを増しているブレーブス。最大のライバルとみられたメッツが低迷するなか、地区6連覇を成し遂げる可能性はかなり高そうだ。

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