有害鳥獣駆除中に猟銃で撃たれ、一緒に活動の37歳男性が重傷

京都府警城陽署

 7月2日午前10時ごろ、京都府城陽市中芦原付近の山中で、猟銃で有害鳥獣の駆除をしていた宇治猟友会所属の会社員男性(70)が撃った弾が、一緒に活動していた地方公務員男性(37)の尻付近に当たった。京都府警城陽署によると、重傷だが命に別条はないという。

 同署や城陽市によると、会社員男性がシカを見つけて2回発砲し、2発目が被害男性に当たったとみられる。この日は市が有害鳥獣駆除を委託している同会城陽支部と、別の支部を含む約30人が駆除に当たっていたという。

 市は「再発防止に向け、猟友会と協議を行う必要がある」としている。

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