リヴァプール、ハンガリーの逸材ソボスライを獲得

写真:リヴァプールの今夏2人目の補強となったソボスライ ©Getty Images

リヴァプールは7月2日、ライプツィヒから22歳のハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。イギリス『スカイスポーツ』によると、2028年6月までの5年契約で、リヴァプールは契約解除金としてライプツィヒに6000万ポンド(約110億840万円)を支払ったという。

リヴァプールでの背番号は、クラブのレジェンドであるスティーヴン・ジェラード氏が現役時代に着用していた8番。同クラブにとってはブライトンから獲得したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターに次いで今夏、2人目の補強となった。

ソボスライはクラブ公式サイトでリヴァプールの選手として最初のインタビューに答え、「本当に最高の気分だ。この数日間はずっとワクワクしていたし、このクラブの人たちとさらに深く知り合えることを楽しみにしている」と移籍の喜びを表現。

「この3、4日間は本当に長く感じられた。簡単な決断ではなかったが、ついにここに来ることができた。非常にうれしいし、新しい挑戦がスタートするのが待ちきれない」と語った。

また、リヴァプールの印象については「歴史のあるクラブで、選手、指揮官、すべてが超一流だ。僕にとっては次のステップに進むために最適なクラブだと思う。ファンもスタジアムも、すべてが素晴らしい」と絶賛した。

自身のプレースタイルについて問われると、ソボスライは次のようにアピールした。

「僕はボックス・トゥ・ボックスでプレーできるプレーヤーだ。スピードもあるほうだと自負しているが、ここにいる選手たちのプレーを見ると、自分が最速だとは言えないね。シュートには自信を持っているけど、それも僕だけではなく、他の選手もそうだと思うので、一緒にプレーするのが楽しみだ」

ユルゲン・クロップ監督はソボスライの獲得について「これはリヴァプールの現在、そして未来のための契約だ。彼を獲得するために尽くしてくれたすべての努力に感謝したい」と期待を寄せている。

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