28人が亡くなった熱海市の土石流災害から7月3日で2年となりました。被災地では追悼式が行われ土石流が起きた時刻に合わせて黙とうが捧げられました。
2年前の3日、土石流災害が起きた熱海市の伊豆山地区です。私の後ろに見える大量の土砂が流れた地域は、今も警戒区域に指定されていて、原則立ち入り禁止となっています
被災地では先ほど土石流が起きた時刻に合わせて黙とうが捧げられました。
2021年7月3日に起きた熱海市の土石流災害では、災害関連死を含めて28人が亡くなりました。
3日、熱海市の伊豆山地区では、被災者や遺族のほか、熱海市の斉藤市長などが出席して追悼式が行われました。
そして、土石流が起きた午前10時半ごろに合わせて、各地で黙とうが捧げられました。
犠牲者の遺族
「なぜあの人たちが逝かなきゃいけなかったのかという事実をしっかり追及してほしい」
警戒区域は9月に解除される予定になっていますが伊豆山の復興をめぐっては、十分な説明をしないまま計画を進めようとする熱海市の姿勢に被災者の不信感が広がっています。
市がリーダーシップをとって復興を進めていけるかが今後の焦点になりそうです。
