週末、梅雨前線の活動が活発になった影響で、九州や山口では線状降水帯が発生。愛媛県内にも雨雲が次々と流れ込み、各地で大雨をもたらしました。
県災害対策本部のまとめによると、高速道路も含め県内の述べ52か所で土砂崩れや冠水などにより通行規制が行われたほか、住宅の損壊や浸水の被害が確認されたということです。
以下 各地の被害状況など
〇松山市辰巳町
伊予鉄道高浜線の線路が水に浸かったほか、近くの道路が冠水。
〇松山市大井野町
国道に土砂が流れ込み通行止めが続いたほか、土砂崩れでガードレールがなぎ倒されるなどの被害。車も巻き込まれたが、運転者は無事ということ。
〇松山市河野高山
倒木により倉庫と住宅が損壊。住人は避難して無事だったということ。
〇大洲市内
大雨に伴う増水とダムの放流により、肱川と矢落川の合流地点で辺り一面が冠水。
〇松山市と今治市を結ぶ国道317号
山の土砂がフェンスを突き破って車道に流れ出す。
〇その他交通への影響
JRでは予讃線の一部と予土線で運転を見合わせた。
松山市では、6月30日からの振り始めからの総雨量は、7月1か月分を上回る263.5ミリを観測しましたが、幸い各地で人的被害は確認されていないということです。