移籍決断のハヴァーツ、アーセナルではクラブ最高給選手に…稼ぐ額はあのエジル級か

今夏にアーセナル入りを決断したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツだが、ミケル・アルテタ監督をはじめとするクラブはかなりの期待を抱いての獲得だったようだ。

オーナーが代わってから変革が続くチェルシーを離れ、アーセナルに活躍の場を移したハヴァーツ。この移籍に6500万ポンド(約119億1000万円)を投じたといわれるアーセナルだが、選手のサラリーでもだいぶ大枚を叩いた模様だ。

イギリス『メトロ』がドイツ『ビルト』の主張をベースに報じたところによると、ハヴァーツに支払う週給は33万ポンド(約6000万円)。さらにボーナスを含めると、さらに高額になり、あのメスト・エジル氏以来の稼ぎ手になるという。

昨季までのアーセナルでは週給20万(約3600万円)弱のトーマス・パルティが最高給者だったが、総額1億500万ポンド(約192億4000万円)でウェストハムから加入に迫るデクラン・ライスにもハヴァーツとほぼ同額の年俸を出すようだ。

選手内のパワーバランスも含め、やや気がかりなところもあるが、近年のアーセナルは上述のエジルやピエール=エメリク・オーバメヤンら高給取りを放出して、賃金コストを削減。今ではその賃金予算も余裕がある状況とのことだ。

昨季のプレミアリーグで19年ぶりの優勝に迫ったアーセナルは今後もタイトル争いの常連になろうとする上で必要なエリートプレーヤーにそれ相応のサラリーを支払う意向で、ハヴァーツがその恩恵を受ける最初の1人になったようだ。

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