マイナ保険証 医療機関の6割超で「トラブル」 広島

全国で相次ぐ「マイナ保険証」を巡るトラブルについて、県内でも約6割の医療機関でトラブルがあったことが分かりました。

県保険医協会が実施したアンケートによりますとマイナンバーカードと一体化した保険証について回答した医療機関の64.3%がトラブルがあったと回答しました。

加入している健康保険の情報を読み取れなかったり、カードに名前や生年月日などが正しく登録されていないなどの事例があるといいます。

またカードに他人の情報が紐づけられていた事例も4件ありました。

県保険医協会 堂垣内あづさ事務局長「(医療機関に対しても)定まってないことがたくさんある中で義務化をしてしまった。患者さんに対してもアナウンスが不足しているし不誠実」

協会は来年秋に廃止予定の現在の保険証を継続して使えるようにしてほしいと訴えています。

© 広島ホームテレビ