被爆者の証言をもとにして高校生が描いた「原爆の絵」がお披露目されました。
校庭で小石のように散らばる骨を拾う無表情の少女。生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて叫ぶ母親。
基町高校で披露されたのは被爆証言を元に制作された作品です。
生徒9人が5人の被爆者から聞き取りした被爆体験を約10カ月かけて描きました。
被爆者 山瀬潤子さん「タイトルとこの絵を見ていただければおよそのことは分かると思う。これからもまだ証言する人がいれば一枚でも多く残してほしい」
基町高校3年 木村光希さん「証言の方と二人三脚で最後まで絵を完成できるか不安が多かったですが(被爆証言の絵が)私はできたんだなと」
作品は8日の文化祭で展示されます。