リアルな出会いをモノにする!初対面の男性を惹きつける「7つの会話術」

コロナが5類感染症に移行して、以前の日常が戻ってきつつあります。リアルな恋愛や婚活を望む男女の、パーティーや合コンへの参加も増えていますね。

しかし、久々の対面での会話に四苦八苦してしまう女性は多いはず。「次回も会いたい」と男性を引き付けるのは、まず会話のテクニックが必要です。

今回は男性に好かれる会話術と、男性が語る「2回目以降も会いたい女性」を紹介します。

初対面の男性を惹きつける会話術

1: 10個の話題を用意する

これは元銀座でホステス歴10年、現在アパレル業界で敏腕と呼ばれるバイヤー女性の名言です。

彼女が初対面の相手から仕事を獲得するために欠かさず行ってきたのが「10個の話題」。相手から話を聞き出すのはもちろん、あなたが賢くて楽しい会話ができることをアピールできるのです。

時事ニュース、スポーツや映画など多くの人が興味のあるネタを持っていると話題豊富という印象を持たれます。

実は恋愛や婚活にもとっても役に立ちます。相手の知的なレベルを測ることも可能です。

2: 話の掴みは「出身地」から

時事ニュースに興味がないと言われたり、あまり話が弾まない男性には出身地を尋ねるのが良いでしょう。

同郷なら共通の話題がすぐに見つかりそうです。もし他県なら「何が有名ですか」「美味しいものは何ですか」と聞いてみるといいですね。

もし自分が好きなアスリートや著名人と同県なら、その話題で楽しく会話ができるでしょう。

3: さりげなく、具体的に褒める

SNSやアプリなどで事前に相手の写真をチェックできるのなら、「写真より素敵ですね」とさりげなく褒めるとぐっと距離が近くなります。

また、シャツの色やシューズの品の良さをあげながら「綺麗な色ですね」「センスがいいですね」「ジャケットの色合いが良く似合っています」と褒めてみましょう。

大事なことは“具体的に”褒めることです。

4: 「7:3」の割合で相手に話をさせる

会話の割合を「相手7、自分3」にするのも社交の場でよく使われる鉄則です。

私がよく実践する方法は、初対面の相手に趣味より仕事の話をさせることです。

好きな趣味が一緒なら盛り上がりますが、もしゴルフが全くできないのにゴルフの話をされても困ってしまいますね。このように趣味が異なる場合はリスクが大きいため、私は仕事のことを聞き出します。

好きな仕事のことを話す人は嬉しそうに次々と語ってくれます。

このとき気をつけたいのは、相槌のタイミング。

ふんふんと聞き流すと、「話ばかりさせている」と逆効果になってしまう可能性があるため、「そうなんですね」と頷いたり、「そのプロジェクトは社会貢献度が高いですね」と具体的な相槌を打ちましょう。

5: 媚びる言葉は「女性の価値を下げる」と認識する

相槌で気を付けたい言葉があります。

「さすが」「知らなかった」「すごい」。この言葉を繰り返すと、知性を感じさせないどころか「何も考えていないのではないか」と思われかねないのです。

また「はじめて」「すてき」「かわいい」と、男性受けする言葉も避けましょう。女性の価値を下げることになります。

それよりも「○○を初めて知りました。とても素晴らしい試みですね」や、「壮大な事業に関わっているから、生き生きした表情をなさっているのですね」など、語彙が豊富と思われる言い回しをしてみましょう。

6: 曖昧な言葉を使わない

男性が困る言い回しに「大丈夫」をあげられます。意思表示があいまいで幼いと感じるそうです。

例えば立食パーティーのときに「おとりしましょうか」と男性が気を利かせるとします。そのときに「大丈夫です」という答えだと、取ったほうがいいのか、それとも取らないほうがいいのか、訳が分からないというのです。

とっていただきたいのなら「ありがとうございます。お願いしていいですか」とにっこり笑う。もし必要なければ「もうお腹いっぱいです。お気遣いありがとうございます」と返すべき。

また「すみません」と連発するのもNGです。感謝なのか、謝罪なのか、それとも依頼なのかを具体的に伝えましょう。

7: 会話に相手の名前をさりげなく入れる

コーチングというビジネスで使われるコミュニケーションの方法の一つに、「相手の名前を入れること」がありますが、これを恋愛や婚活でも活用しましょう。

「○○さん、お待たせして申し訳ありません」、「○○さん、今日はご馳走していただきまして、ありがとうございました」と会話に名前を入れると距離がぐっと縮んで、好感度アップにつながります。

男性目線! 「また会いたい」と思わせる女性の特徴

1: 育ちの良さが見える

男性のハートをわしずかみする会話術について、二人の男性にアドバイスをもらいました。

一人は30代半ば、既婚のライフプランナー。

「2回目以降もまた会いたいと思わせるには、見た目や雰囲気が大事ですね。清楚だったり、話し方が丁寧だったり。きちんと生きていることがわかる人、育ちの良い女性に、男性は近づいていきたくなります」

「ネガティブなことを言わない。愚痴や不満を言わない。男性を批判したり、けなしたりしない。自分の話だけ夢中にならない。もし夢中になってしまったら『熱くなってしまいました』と、さりげなく謝罪する気遣いも、男性にはぐっときますね」

こう語っています。

どちらも男女ともに好ましいタイプといえますね。

また「2回目も会いたいと思わせる女性は、複数の男性が狙っています。男性はライバルがいると、また燃え上がるので、早めにカップリングする確率が高いです」

このように、2回目も会いたい女性はモテ女であるという太鼓判を押しています。

2: 会話が楽しい女性

もう一人は40代半ば過ぎのバツイチ。10年前から男性向けに「レンアイ塾」を開催中の男性です。

「一緒にいると楽しい女性は、楽しい話題を持っています。自分も相手も、一緒に楽しく過ごせるように気配りをされると、本気になりそうになる」

と、2回目も会いたい女性の特徴として「楽しい女性」を挙げます。

その一方で「楽しいかもしれないからといって、下ネタをいう女性NG。一方で、男性が下ネタを言っても怒らずにスルーしてくれるおおらかな女性は好感度が高いものです」

自分から下ネタを話すのはやめましょう。女性としての価値を下げます。

実は自分自身の会話術は、自分が抱く相手の印象も左右するものです。

コミュニケーションが上手にかわせると、見えなかった相手の一面も見ることができるためです。

まずは自分にとってやりやすい行動から、心がけて会話してみましょう。

(mimot.(ミモット)/ 夏目 かをる)

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