「撲滅」に意欲のファミマ店長、特殊詐欺被害を連続阻止 久喜署が感謝状 管内の被害金額はすでに1108万円

コンビニ店長に感謝状=埼玉県警久喜署

 詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県警久喜署はコンビニエンスストア「ファミリーマート久喜吉羽店」の小川政則店長に感謝状を贈呈した。

 同署によると、小川店長は6月5日、高齢男性が「電子マネーが必要」などと来店した。必要な理由が判然としなかったため警察に通報し被害を未然に防いだ。同様の申し出が10日にもあり、被害を防いだ。

 久喜署管内では今年に入り5月末現在、特殊詐欺事件の認知が12件あり、被害金額は1108万円に上るという。小川店長は感謝状を受け取り「特殊詐欺を撲滅するためコンビニエンスストアとしても協力していきたい」とコメントした。

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