ミラン移籍を希望のプリシッチ、リヨンからのオファーは拒否の方針か

[写真:Getty Images]

チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチ(24)は、ミラン行きを望んでいるようだ。

今夏にスカッドの大規模な刷新を実行中のチェルシー。すでにドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、フランス代表MFエンゴロ・カンテなど多くの主力選手がチームを去っており、クラブはプリシッチについても売却対象とみなしている。

イギリス『デイリー・メール』によると、プリシッチにはミランとリヨンがオファー。ミランが1200万ポンド(約22億円)+ボーナスの提示だったのに対して、リヨンは2100万ポンド(38億5000万円)を提示しており、チェルシーはより高額を提示した後者への売却を望んでいるという。

しかし、プリシッチは来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場するミランへの移籍のみを希望。チェルシーに対してフランス行きは望んでおらず、リヨンからのオファーは拒否する方針と伝えたとのことだ。これを受けて、チェルシーがミランへの移籍を許可するか、他クラブからのオファーを待つか、どのような決断を下すかが注目されている。

プリシッチは2019年夏にドルトムントから加入。新たなクラブの顔になることが期待されていたが、度重なるケガもありチェルシーでは本領を発揮できず。昨シーズンも大不振に陥るチームで輝きを放てず、プレミアリーグでの先発はわずか8試合にとどまった。

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