熱海土石流災害で陣頭指揮“復興担当”副市長が辞職へ

静岡・熱海市で起きた土石流災害の復旧復興に向けて陣頭指揮をとっていた稲田達樹副市長が、健康上の理由により辞職することが分かりました。

熱海市によりますと、稲田副市長はこの2か月ほど体調不良が続き、7月31日付けで辞職するというということです。稲田副市長は、観光建設部長や消防長を歴任後、2021年4月、副市長に就任。土石流災害が起きた後は、被災地の復旧復興や被災者支援の陣頭指揮をとっていました。稲田副市長は「復興がこれからというときに市民の皆さまや関係者に迷惑をおかけし申し訳ございません」とコメントしています。

これで熱海市は、金井慎一郎副市長の1人体制となり、住民から批判が相次いでいる伊豆山の復興計画についても、金井副市長が対応するということです。

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