英メディアがポジション別の移籍金ランキングを紹介

写真:ポジションを問わず、現在「移籍金世界最高額」のトップに立つネイマール ©Getty Images

イギリス『BBC』電子版が、ポジションごとの高額移籍金ランキングを紹介している。

まず、GKは2018年にチェルシーがアスレティック・ビルバオからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得した際の7100万ポンド(約130億1280万円)が最高額。同じ年にリヴァプールがローマからブラジル代表GKアリソンを6680万ポンド(約122億4300万円)で獲得しており、これが2位。2017年にマンチェスター・シティがベンフィカからブラジル代表GKエデルソンを3500万ポンド(約64億1480万円)で獲得した取引が3位となっている。

DFのトップ3はすべてプレミアリーグのクラブ同士の取引。1位は2019年にマンチェスター・ユナイテッドがレスターからイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得した際の8000万ポンド(約146億6230万円)。2018年にサウサンプトンからリヴァプールに移籍したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの7500万ポンド(約137億4590万円)が2位、2022年にレスターからチェルシーに移籍したフランス代表DFウェスレイ・フォファナの7000万ポンド(約128億2950万円)が3位で、レスターはマグワイアとフォファナの取引だけで1億5000万ポンド(約274億9190万円)を手にした計算になる。

MFは今年1月31日にベンフィカからチェルシーに移籍したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの1億700万ポンド(約196億1330万円)がトップで、これはイギリス史上最高額。2018年にバルセロナがリヴァプールからブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを獲得した際の1億500万ポンド(約192億4670万円)、2021年にイングランド代表MFジャック・グリーリッシュがアストンヴィラからマンチェスター・シティに移籍した際の1億ポンド(約183億3020万円)がこれに続く。

FWのトップ2はいずれもパリ・サンジェルマンのスタープレーヤー。2017年にバルセロナから移籍したブラジル代表FWネイマールの2億ポンド(約366億6040万円)が1位で、同じタイミングに期限付き移籍、1年後に完全移籍に移行したフランス代表FWキリアン・エンバペの1億6570万ポンド(約303億7310万円)が2位。2019年にアトレティコ・マドリードがポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得するためベンフィカに支払った1億1300万ポンド(約207億1310万円)が3位となった。

今夏にはイングランド代表MFデクラン・ライスやクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルが1億ポンド以上の金額で移籍すると言われており、このランキングにも変動がありそうだ。

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