「鹿島とは良いコミュニケーション」 “抗議文問題”にJFA審判委員会が回答

4日、第5回レフェリーブリーフィングが新JFAハウスにて開かれた。

先月2日に行われた第4回のレフェリーブリーフィングでは、明治安田生命J1リーグ第13節 鹿島アントラーズ対名古屋グランパスのケースが波紋を呼んだ。

同試合ではVARによって鈴木優磨の得点が認められず。その後、ゴールを決めた鈴木優磨が主審を煽るパフォーマンスを見せた。

これに対し、レフェリーブリーフィングの扇谷健司委員長が鈴木優磨を名指しする形であってはならない行為と批判。

鹿島アントラーズがこれを受けて名指しすることへの抗議文を出す事態となっていた。

今回のレフェリーブリーフィングではこの事例には触れられなかったが、質疑応答で質問が及ぶと「クラブ(鹿島アントラーズ)とは良いコミュニケーションをとらせていただいた」と二度にわたって強調、クラブとは円満に解決したようなそぶりを見せた。

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レフェリーブリーフィングはあまり表に出ることのない審判側からの情報発信の機会だ。ジャッジの難しさ、理解促進のためこれからも注目していきたい。

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