PSGが5日にルイス・エンリケ氏の監督就任発表か、人種差別発言で拘束されたガルティエ監督の解任発表も迫る

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)は4日、2023-24シーズンの最初の記者会見を5日に開催することを発表。新たなクラブのトレーニング施設であるPSGキャンパスで実施することを発表した。

2022-23シーズンはリーグ・アンで11度目の優勝を飾ったPSG。しかし、クラブの悲願であるチャンピオンズリーグ(CL)はまたも優勝できず、さらにはピッチ内外でも多くの問題を抱え、厳しいシーズンとなった。

今夏はすでにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退団。2年連続でジャパンツアーを行うことが発表されているものの、チームとして選手の補強も確定したものは発表されていない。

その中で大きな関心が寄せられているのが、クリストフ・ガルティエ監督。1年前に就任した指揮官は、チームをリーグ優勝に導いたが、クラブは満足せず。さらに、過去の人種差別発言により身柄を拘束されるなどしており、解任への動きが高まっている。

フランス『レキップ』によれば、5日に行われる会見では、元スペイン代表監督でもあるルイス・エンリケ氏(53)の新監督就任が発表される見通し。一方で、4日中にもガルティエ監督の解任が発表されるものだと報じている。

1年間の契約を残しているが、両者は違約金の支払いで合意しているとのこと。リーグ・アン最終節の2日後には、スポーツアドバイザーのルイス・カンポス氏からすでに解雇通告がされていたとのことだ。

ついに新シーズンに向けて動き出せるPSG。新監督発表を皮切りに、すでに加入が確定的な選手たちも公式発表されると見られているが、どんな形になるのか注目が集まる。

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