労働災害の防止を呼びかける全国安全週間に合わせて、広島市で建設が進む新サッカースタジアムで安全パトロールが行われました。
2024年2月にオープンする「エディオンピースウイング広島」の建設現場をパトロールしたのは、広島労働局の局長ら約20人です。
2022年、広島県内の労働災害による死傷者は3140人でした。このうち死亡者は27人と令和に入って最も多くの人が亡くなっています。
パトロールでは、転落防止用の手すりを取り付けていることなどをチェックしていました。
広島労働局 釜石英雄局長
「墜落による死亡災害が後を絶たないということですので、現場で危険な状態をなくして作業に臨んでもらいたい。」
新サッカースタジアム建設の進ちょくは55%ほど。スタジアム部分の工事は2023年12月末に終わる見込みです。