七夕飾り、風に揺れ 白鷹・四季の郷駅に住民ら設置

四季の郷駅を彩る七夕飾り。フラワー長井線全線開通100周年の看板もある=白鷹町鮎貝

 白鷹町鮎貝の住民などが制作した七夕飾り13本が、フラワー長井線・四季の郷駅に飾り付けられた。午後6時半~10時にライトアップを行う。7日まで。

 住民でつくる「四季の郷駅で楽しむ会」(新野吉彦会長)が毎年企画し、町内で調達した9メートルほどの竹を参加団体に提供している。地元の鮎貝小、さくらの保育園、白鷹高等専修学校、障がい者支援施設・白鷹陽光学園、特別養護老人ホーム白光園、企業などが参加し、それぞれ短冊などを飾り付けた。

 短冊には「字がうまくなりますように」「水泳記録会で新記録を出したい」「大工さんになれますように」などの将来の夢の他、「怒られませんように」という願い事もあった。

 同会は今年4月にフラワー長井線全線開通100周年を祝う看板も設置した。新野会長は「(2007年の)四季の郷駅開業後、風物詩になればいいと取り組みを始めた。皆さんの協力のおかげで継続できている」と話していた。

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