新型コロナ「第8波入り口に近い状況」 宮崎県知事予防呼びかけ

 河野知事は4日の定例会見で、夏休みなどで新型コロナウイルス感染の急増が見込まれるとして「高齢者などリスクの高い人への思いやりを持って場面に応じた感染予防に努めてほしい」と呼びかけた。県感染症対策課によると、県内医療機関からの定点当たり報告数(6月19日~25日)は「7.22」で全国ワースト7位となっている。
 知事は「今週の発表では『10』近くまでいくとみている。(昨年10月の)感染第8波の入り口に近い状況」と指摘。過去3年間、夏休み期間中に感染の急拡大があったとして「全体の感染抑制が医療の維持につながる。感染リスクに応じた対応をとってほしい」と述べた。

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