世界的AI「ChatGPT」に、「Jリーグで最も偉大な司令塔5名を教えてください」と聞いてみた

現在世界的に大きなムーブメントの一つとなっている人工知能(AI)。ネット上の情報を即座に収集し、質問に対して的確な答えを返してくれると話題に。

今回はそのムーブメントを作った先駆者の一つである「ChatGPT」に「Jリーグの歴史上最も偉大な司令塔とは?」と聞いてみた結果をご紹介する。

5位:青山敏弘

所属したクラブ:サンフレッチェ広島

5位に選ばれたのはサンフレッチェ広島で長く活躍してきた名ボランチ、青山敏弘だった。どちらかといえば守備的な選手という印象であるが、時に見せる長距離のパスは見事であり、チームを指揮するという意味では確かに司令塔という存在である。

ChatGPTは「青山敏弘は、浦和レッズでのプレーで優れた司令塔として輝きました。彼のリーダーシップ、戦術理解、そしてパスセンスは、浦和レッズの攻撃陣を牽引しました。」と、所属クラブに関しては少し勘違いをしているようだ。

4位:本田圭佑

所属したクラブ:名古屋グランパス

若くして欧州へと飛び出していった本田圭佑。星稜高校から加入した名古屋グランパスではサイドバックで起用されるなど彼の強みを生かしたとは言い難かったが、ユース代表では得意とする攻撃的な役割を担って多くのチャンスを作り出した。リーダーシップも含めての名司令塔である。

ChatGPTは「本田圭佑は、名古屋グランパスで活躍した素晴らしい司令塔です。彼のテクニック、ビジョン、そして豪快なシュートは、ゲームの流れを変える力を持っていました。」と評価している。

3位:鈴木啓太

所属したクラブ:浦和レッズ

イヴィチャ・オシム監督に寵愛された伝説の守備的MF。浦和レッズ一筋でプレーし、中盤の底で掃除屋として相手のキーマンを潰し、こぼれ球をすべて奪い取った。その縁の下の力持ち的な役割は「司令塔」とは言えないかもしれないが、チーム全体を統括してコントロールするという意味ではそうだったとも言える。

ChatGPTは「鈴木啓太は、柏レイソルでのプレーで素晴らしい司令塔として評価されました。彼の優れたビジョン、組織力、そして正確なパスは、柏レイソルの攻撃の中心となりました。」と書いており、微妙になにか違う選手を考えているようにも見える。

2位:中村俊輔

所属したクラブ:横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、横浜FC

やはりJリーグ屈指の司令塔といえば中村俊輔。誰もがこの選出を納得することだろう。巧みな技術と正確無比のキックを武器に無数のチャンスを作り出し、数多くのタイトル獲得に貢献した。

ChatGPTは「中村俊輔は、浦和レッズでのプレーで優れた司令塔として活躍しました。彼のテクニック、ビジョン、そして正確なパスは、攻撃の起点となり、チームを牽引しました。」となぜか所属クラブを間違っているようだ。

1位:中田英寿

所属したクラブ:ベルマーレ平塚

日本の海外組サッカー選手のパイオニアといえる中田英寿。日本では韮崎高校からベルマーレ平塚へ加入し、高卒新人でJリーグ屈指の司令塔に。日本代表でも若くして大活躍し、1998年ワールドカップを終えてイタリア・セリエAへと羽ばたいていった。

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ChatGPTは「中田英寿は、Jリーグの歴史において最も素晴らしい司令塔として称賛を浴びています。彼の豊富なテクニック、洞察力、そして正確なパスセンスは、数々のゴールチャンスを創り出し、試合をコントロールしました。」と、やはり彼についてもクラブが間違っているようだ。

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