ニューカッスル&チェルシーから関心も、リヴラメントはサウサンプトン残留を希望か

[写真:Getty Images]

サウサンプトンのU-21イングランド代表DFヴァレンティノ・リヴラメント(20)は、クラブへの残留を望んでいるようだ。

チェルシーのアカデミー出身であるリヴラメントは、出場機会を求めて2021年夏サウサンプトンへ完全移籍。加入初年度は公式戦32試合に出場して1ゴール2アシストと上々の成績を残した。

しかし、2022年4月に左ヒザ前十字じん帯を断裂。約13カ月におよぶ長期離脱となると、今年5月に戦列復帰を果たしたものの、チームはプレミアリーグを最下位で終えチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決まった。

これにより、サウサンプトンの選手たちには多くのクラブが関心を示しているが、復帰したてのリヴラメントにもニューカッスルと古巣チェルシーが獲得に動くと報じられている。

一方で、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、リヴラメントはサウサンプトンからの移籍に消極的な姿勢を見せているとのことだ。長期離脱からコンディションを戻すため出場機会を求めており、ビッグクラブではそれが難しいと考えているという。

また、チェルシーは3800万ポンド(約69億7000万円)の買い戻しオプションを発動させたうえでサウサンプトンに1年レンタルのプランも示しているが、こちらについても難色を示している模様。リヴラメントはレンタルでたらい回しにされることに、懸念を示しているようだ。

ニューカッスルは引き続きリヴラメント獲得を目指す方針だが、右サイドバックにはキャプテンを務めるイングランド代表DFキーラン・トリッピアーが君臨していることもあり、非常に難しい交渉となるだろう。

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