李長官、指名手配の8人に出頭促す

李家超・行政長官は7月4日、行政会議前の記者会見で香港警察国家安全処が海外にいる8人を指名手配したことにコメントした。同日の香港メディアによると、李長官は警察の今回の行動が国家の安全を守る責任を履行する相応で有効な方法であり、国家の安全に危害を与えるいかなる容疑者も法の網にかけなければならないと強調。市民に情報提供を呼びかけ、提供された情報の実際の結果に応じて懸賞金を分配するとして「指名手配犯の親戚・友人でも懸賞金を受け取る資格がある」と述べた。警察が指名手配を発表した必要性については、社会に重要なメッセージを送るためで「国家の安全に危害を与えることは深刻な罪であり、厳格に法執行する」と指摘。「どこへ逃げようとも合法的な手段をつくして一生追い続ける。指名手配を終わらせる唯一の方法は出頭であり、出頭後は法律に基づき減刑を考慮する。さもなくば今後の人生は日々指名手配に脅えながら過ごすことになる」と述べた。

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