世界中で人気『PlayStation』の胸ロゴ!実は“プレステ3”まであるのを知っているか

1994年に初代が発売されると世界的に大ヒットを記録し、現在の“プレステ5”も生産が追いつかないほどの人気を博すソニーの家庭用ゲーム機『PlayStation』。

サッカー界にはプレステの胸ロゴを付けたユニフォームが過去に幾つかあり、プレステファンや熱心なユニフォーム好きの間で人気を博した。

その胸ロゴ、“プレステ2”までは比較的知られているが、実は“プレステ3”も存在したのをご存知だろうか。

そこで代表的な『PlayStation』ロゴと、非常にレアでマニアックな“プレステ3ロゴ”を付けたユニフォームをご紹介したい。

PlayStation

オセール 2000-01 Uhlsport ホーム ユニフォーム

サッカー界のプレステロゴといえばオセールが有名。画像は当時19歳のフィリップ・メクセスが着た2000-01モデルで、オセールにとっての2代目プレステユニだった(初代は98-00モデル)。

ちなみにフランスで最初にプレステロゴを付けたのは96-97シーズンのモンペリエで、おそらく世界初のプレステユニだったと思われる。

PlayStation 2

オセール 2004-05 Uhlsport アウェイ ユニフォーム

欧州で2000年11月(日本では同年3月)に『PlayStation 2』が発売。すると胸ロゴも“プレステ2”へと変わる。オセールでは2001-02モデルから04-05モデルまで“プレステ2”のロゴを付けた。

だが、この次のシーズンから胸ロゴは再び『PlayStation』表示へと戻る。

PlayStation + PSP

オセール 2005-06 Uhlsport ホーム ユニフォーム

このシーズンは胸ロゴが『PlayStation』に戻り、右鎖骨部分に携帯型ゲーム機『PSP』(PlayStation Portable)のシルエットロゴが付く(アウェイ、サードは“PSP”文字ロゴ)。

PSPシルエットは05-06モデルだけのレアロゴのため、現在でもこのユニの人気は非常に高い。

なお、翌06-07シーズンを最後にオセールとソニーの契約は終了となり、プレステロゴは見納めとなる。

PlayStation 3

リヨン 2009-10 Umbro ホーム ユニフォーム

フランスのリヨンは09-10シーズンのユニフォームに、スポット的に“プレステ3”ロゴを付けている。

“プレステ3ロゴ”の下にあるのはゲームソフトのタイトルで、ホームは「ModNation」(モッドネーション)、アウェイは「HEAVY RAIN」(ヘビーレイン)。

リヨン 2009-10 Umbro アウェイ ユニフォーム

恐らくはどちらも1試合限定のロゴだったと思われる。ちなみにシンプルな『PlayStation』ロゴのサードキットも登場したようだ。

ソニーは欧州で2007年(日本では2006年)に『PlayStation 3』を発売したが、その後2009年に一部改良した「新プレステ3」を発売。リヨンの胸スポンサーはこのリニューアルのタイミングと重なる。

この“プレステ3ロゴ”だが、実はアジアでも胸に付けたチームが存在する。

PS3

TSWペガサス 2010-11 adidas ホーム ユニフォーム

当時香港1部リーグのTSWペガサス(天水圍飛馬足球隊)は、2008年のクラブ創設時から数年間にわたり『PlayStation』ロゴを付けていた。

この2010-11モデルでは胸に『PS3』をメインに『PlayStation 3』を併記。右袖にはプレステのシンボルマークをプリントする。

実は数名の日本人選手も在籍経験があるクラブ。現在はガイナーレ鳥取の代表取締役GMを務める岡野雅行氏は2009年2月から6月まで、このクラブの一員としてプレステロゴのユニに袖を通している。

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ちなみに現在は香港ペガサスFC(香港飛馬足球隊)にチーム名を変更し、香港3部リーグで奮闘中だ。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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