九州女子サッカーリーグ1部に属する熊本ルネサンスが、降雨により甚大な被害を被った。
3日、熊本県では2度にわたって長時間非常に激しい雨をもたらす「線状降水帯」が発生。各地で橋の崩落や洪水、建物が倒壊するなどの被害が生じた。
熊本ルネサンスが練習や試合で使用している熊本甲佐総合運動公園も大きな被害に。緑川沿いに位置する同施設は完全に水没してしまい、水が引いた後もグラウンド上には大量の泥が残ってしまった。河川敷のグラウンドでは起こりうる事態ではあるものの、やりきれない思いだ。
公園は当面の間、全施設の利用を停止。このため、9日に予定していたホームゲーム、福岡大学戦は延期となった。
熊本ルネサンスは公式SNSにてグラウンド状況を公開し、「今後、甲佐町に協力させていただき少しでも復旧活動の力になれるようにしていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します」と綴っている。
