インテルは5日、イタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ(24)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。
イタリア屈指の育成組織アタランタ出身のバストーニは2016-17シーズンにトップチームデビュー。2017年夏にインテルに買い取られるたが、その後の2シーズンはアタランタ、パルマへの武者修行を経験。
それでも2019-20シーズンに復帰すると、インテルの指揮を執ったアントニオ・コンテ監督に190cmを超える恵まれた体躯に加え、高精度の左足のキックを生かしたビルドアップ能力を買われ、シーズンが進むに連れて出場機会を確保。
以降主力に定着したバストーニは、2020-21シーズンにセリエA優勝、2021-22シーズンにはコッパ・イタリアとスーペル・コッパのカップ戦2冠に貢献すると、昨シーズンもチャンピオンズリーグ(CL)の決勝まで駒を進めたチームの中で公式戦46試合に出場していた。
なお、『フットボール・イタリア』によれば、2024年6月で契約満了となるバストーニにはトッテナムやマンチェスター・シティらが関心を示していたが、ネッラズーリの熱烈なファンである彼の優先順位は常にインテルとの契約延長であり、迷いなく愛するクラブへの残留を決断した。
