大村ボートで来夏SG「オーシャンカップ」 全8大会開催達成 大阪に次いで2場目

 ボートレース界最高峰のレースSG競走8大会の一つ「オーシャンカップ」が来年7月、長崎県大村市玖島1丁目の大村ボートレース場で開かれることが5日、決まった。市が明らかにした。これにより同場は8大会全ての開催を達成することになった。全国24レース場のうち住之江(大阪)に次いで2場目。
 大村でのSG開催は10回目。オーシャンカップを除く7大会の開催経験があり、2022年度には最も格式のある「グランプリ」が主要都市以外で初めて開かれた。同年度の売上額は1807億2千万円で過去最高を更新し、3年連続の日本一。市ボートレース企業局によると、売上額の高さや施設整備の充実などが評価され、日本モーターボート競走会の決定に結び付いたとみられる。
 第29回オーシャンカップは来年7月23~28日開催。優勝賞金は3400万円。同局の馬場宏幸局長はSG開催決定を受け「ファンや関係者の皆さまに感謝を申し上げ、職員一丸となって成功を目指したい」としている。

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