ミラン、モラタに4年契約を提案か… 第一希望のストライカーではない可能性も

[写真:Getty Images]

ミランがアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)にオファーを提示したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)をニューカッスルへと売却し、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)をチェルシーから獲得するなど、今夏の移籍市場では早期から積極的に動いているミラン。昨夏に獲得したベルギー代表FWディヴォック・オリジ(28)が期待外れに終わったこともあり、フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(36)とポジションを争えるようなストライカーの補強にも動いている。

そのターゲットの1人がモラタであり、ミランは本人に対して年俸400万ユーロ(約6億3000万円)の4年契約を提示した模様。モラタにはサウジアラビア方面からのオファーも届いているようだが、本人はヨーロッパに留まることを望んでいるという。

また、アトレティコとモラタの間には1200万ユーロ(約18億8000万円)の契約解除条項が存在するとイタリア『スカイ・スポーツ』は伝えているが、『フットボール・イタリア』によると、スペインメディアの主張は2000万ユーロ(約31億3000万円)ほど。情報が錯綜しているが、いずれにせよミランは契約解除金と年俸のバランスを見極めたいと考えているようだ。

一方、イタリア『カルチョメルカート』のダニエレ・ロンゴ記者によると、ミランはより若くて有望なストライカーを探している。モラタも興味深い選択肢ではあるものの、そういった選手が見つけられなかった後に、本格的に獲得に動き出す可能性があるようだ。

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