ストライカーとGKが欲しいユナイテッド、選手売却で資金捻出へ… マグワイアら3選手が候補に

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは3選手を売却候補に考えているようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。

チェルシーからイングランド代表MFメイソン・マウント(24)を獲得したユナイテッド。しかし、肝心なストライカーやゴールキーパーの補強がまだできていない。

エリク・テン・ハグ監督は今夏の移籍市場で約1億2000万ポンド(約220億1000万円)の予算を与えられたようだが、ボーナス500万ポンドを除くと移籍金5500万ポンド(約100億9000万円)を要したマウントの獲得ですでに半分近くを投下。噂されているような補強を進めるためには、選手の売却が必要となる。

チームキャプテンを務めるイングランド代表DFハリー・マグワイア(30)が候補の1人となるようで、年齢やパフォーマンスの低下、残り契約が2年であることも踏まえ、3000万〜4000万ポンド(約55億〜73億4000万円)ほどで売却される可能性があるという。残り1年のブラジル代表MFフレッジ(30)や、2026年6月までのスウェーデン代表FWアンソニー・エランガ(21)も売りに出されており、どちらも3000万ポンド(約55億円)ほどでの売却が期待されている。

スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)にも可能性があるというが、テン・ハグ監督はマクトミネイを貴重な戦力と評価。相当なオファーが届かない限りは売却されない見込みだ。

なお、昨季のユナイテッドがチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得したことにより、マグワイア売却の難易度が上がっているとのこと。マグワイアを含む多くの選手の給与額が大幅に増加しているため、もし移籍するとなれば減俸も視野に入れなければならないという。

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