【大谷のHR王 ライバル②】パワーは本物 本塁打率で大谷に迫るダークホース

絶好調の6月を過ごし、本塁打を量産した大谷翔平(エンゼルス)。今後、ホームラン王のライバルとなりそうな打者は誰か。無名の打者から頭角を現し、大谷に迫るリーグ3位の本塁打率を記録しているジェイク・バーガー(ホワイトソックス)も不気味な存在だ。

正三塁手ヨアン・モンカダが故障に悩まされるなか、頭角を現したのがメジャー3年目のバーガー。本来は二塁手だが、三塁の守備も無難にこなし、まだ規定打席に満たないものの、リーグ6位タイの18本塁打をマークしている。

今季18号に到達したのはバーガーが221打数に対し、大谷は247打数目。現在のAB/HR(1本塁打を打つのにかかる打数)は、18本塁打以上では1位がアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、2位は大谷の10.77、そしてバーガーが12.56で3位についている。

もう1つ、バーガーの気になるデータが打球速度だ。日本時間4月18日には今季のリーグ最速となる打球速度118.2マイル(約190.2キロ)の弾丸アーチをレフトスタンドへ運んでいる。

もちろん、大谷もパワーで負けていないが、バーガーは6月25日にも打球速度113.0マイル(約180.9キロ)、飛距離は今季自己最長の445フィート(約135.6メートル)弾も放つなど、そのパワーを証明している。

ライバルがいるほどレースは楽しく、熱くなる。今後も大谷を脅かすかもしれない注目の打者を探っていく。

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