男性のモラハラ的な性分を“引き出しやすい”女性の特徴&注意したいポイント

「パートナーがモラハラで……」

こんな話を最近よく耳にする人もいるのではないでしょうか。

少し前と比べると「モラハラ」という言葉は一般化してきたこともあって、彼氏や夫がモラハラ言動をすると被害者が声をあげやすくなっているようにも見受けられます。

さて、モラハラパートナーは厄介な存在ですが、実は女性の性格や行動によって、自ら「モラハラ男製造機」になっているパターンもあります。

そこで今回は「モラハラ男製造機」になりやすい女性の特徴に迫っていきましょう。

こんな女性がモラ男を作る?!

1: なんでも男性に意見を求める

自分では何も決められず、いつも男性に意見を求めてばかりの女性は、男性から自主性がないと判断されることが多く、パートナーである男性は自分がすべてを決めてあげないといけない心境になりがちです。

こうなると、最初のうちは「意見」だったものが、関係が深まっていくにつれて次第に「指示」や「命令」のような内容になりやすく、相手の女性はモラハラをされているような気分になりやすい流れができあがります。

もともとはモラハラ発言がなかった男性が、親しくなるにつれてモラハラ発言をするようになるパターンでは、この流れは決して少なくありません。

パートナーである男性に意見を求めるのは絆を深めるうえでは有効ですが、些細なことまで意見を求めすぎてしまうと、いつのまにか関係に悪い変化が生じやすいというわけです。

2: 自分に自信がない

もともと自分に自信がない性格の女性は、男性と交際をしても自分を卑下してしまい、おどおどとした態度で接してしまいがちです。

最初のうちは女性を敬っていた男性も、だんだんと自分が優位になったように勘違いをしてしまい、厳しい発言や失礼な言葉も平然と口にするようになります。

いわゆる「彼女や妻を軽く見ている状態」ができあがりやすく、これがモラハラを招く環境へとつながるのです。

誰しも自分に自信のない部分は持ち合わせているものですが、それを必要以上に表に出してしまうと、男性が調子に乗ることになってしまいます。

3: 別れたら次がないという不安が大きい

婚活期の女性に多いパターンとして「この人と別れたら、次がない」という不安を抱く例があります。

この不安感のせいで、パートナーである男性に対して不必要にへりくだってしまい、なんでも男性の思い通りにしようと努めてしまう場合があります。

こういった環境が整ってしまうと、男性は自由どころか自分勝手な行動や言動に出やすくなってしまいます。

別れることへの不安が強すぎると、モラハラ発言をされてもなお「別れたくない」「捨てられたら困る」という心理が働き、相手のモラハラを許容するようないびつな関係へと進みやすくなるのです。

4: 相手のスペックばかり重視している

身の丈に合っていない相手を好む女性、いわゆる「スペック重視型」だと、モラハラ男性を育ててしまう危険性があります。

結婚相手を探しているときや周囲に自慢できる彼氏を求めている人ほど、そういった男性と付き合えた場合に「別れるわけにはいかない」と、相手の機嫌をうかがうような付き合い方をする女性が少なくありません。

こうなると男性が調子に乗りやすい環境が整うので、モラハラ発言が増えてしまいます。

そもそも「ハイスペ」と呼ばれる男性には自信家や自意識過剰な性格の男性も少なくないことから、自我が強まった結果として好き勝手な発言や行動をするようになり、これが女性側のモラハラ被害につながるのです。

5: 言わなくていいことを言う癖がある

言わなくていいことを言ってしまう癖がある女性は、周りからはいわゆる「ひとこと多いタイプ」として認識されやすく、人間関係が深まるにつれて周囲から反発されやすいのは否めません。

相手は常に小言や嫌味を言われているような心境になりやすく、ストレスや不満が溜まった結果として、反発心からのモラハラ発言を招きやすくなります。

このパターンは、男性が一方的にモラハラをするというよりも、女性が先制攻撃のようにひとこと多い発言を繰り返した結果です。

自己防衛のような感覚で男性が反発するので、男性からの発言が過激になりやすい面もあります。

彼氏や夫がモラハラをするタイプだと、女性の心は休まりません。

しかし実は「モラハラ男」を自ら製造する、つまり相手のモラハラな性格を引き出してしまうタイプの女性も存在します。

相手に不快感や劣等感を抱かせたり、不要な優越感をもたせるような環境をつくりだしてしまうと、男性がモラハラをしやすい環境ができてしまうため、気をつけておきましょう。

(mimot.(ミモット)/ J・のぞみ)

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