アストロズに痛手 左脇腹違和感のアルトゥーベが故障者リスト入り

日本時間7月7日、アストロズは左脇腹の違和感で欠場が続いていた二塁手のホセ・アルトゥーベを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。アルトゥーベは日本時間5日の試合から2試合連続で欠場しており、ダスティ・ベイカー監督も「もう数試合休みが必要となりそうだ」と公言していたが、出場枠を使い切るために故障者リストに登録する決断が下された模様だ。アルトゥーベの故障者リスト入りは同5日に遡って適用されるため、復帰は最速でオールスター休み明け初戦の日本時間15日。その間の代役として内野複数ポジションを守るデービッド・ヘンズリーが昇格している。

33歳の誕生日を迎えたばかりのアルトゥーベは親指の骨折で開幕から約7週間離脱していたものの、打率.264、6本塁打ながら出塁率.371をマークし、OPS.850と今季も1番打者として安定した活躍を見せていた。チームは現在4連勝中で地区首位のレンジャーズに2ゲーム差まで迫るなど追撃ムードが高まっているだけに痛い離脱となったが、オールスター休暇が挟まることが不幸中の幸いとなりそうだ。

アルトゥーベの脇腹の状態はMRI検査でも大きな異常は見つからず、チームもあくまで「違和感」と発表しているなど軽症であることがうかがえる一方で、復帰までのタイムテーブルは明らかにされておらず、離脱は10日を超える可能性も考えられている。同じく脇腹に問題を抱えたチームの主砲ヨーダン・アルバレスも復帰まで時間をかけるなどデリケートな箇所であるだけに、アルトゥーベに関しても慎重にならざるを得ない状況。代わって二塁での出場が見込まれるマウリシオ・デュボンも今季打率.286、OPS.721と奮闘しているものの、直近7試合で打率.333、3ホーマーと絶好調のリードオフマン不在が長引けばチームにとって痛手となることは間違いない。

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