七夕を前に、山形市の霞城公園東側の通りと、酒田市の庄内空港に6日、七夕飾りが設置され、子どもが願い事を書いた短冊が笹の葉とともに風に揺れた。
山形市では公園通り商店街振興組合(会田行雄理事長)が設置し、市内の幼稚園や保育園、小学校、福祉施設などの約1700人分の短冊を付けた。高さ3~5メートルの七夕飾りを約400メートル区間で街路灯に取り付けた。短冊には将来の夢や家族の健康、世界平和への願いの他、「ママがイライラしませんように」といった内容もあった。
庄内空港では出発ロビー前に七夕飾りが置かれ、保育園や幼稚園に通う子どもたちが願い事を書いた短冊を飾り付けた。鶴岡市や三川町の幼稚園や保育園に通う計44人が空港を訪れた。全日本空輸(ANA)の客室乗務員・庄内ブルーアンバサダーから、空港や七夕の説明を受け「ケーキ屋さんになりたい」「サッカーがうまくなりたい」などと記した短冊を飾り付けた。
庄内空港利用振興協議会と、ANA庄内支店が企画した。庄内―羽田線の累計搭乗者数1千万人達成を感謝する同空港関係者のメッセージも紹介している。