ルイス・エンリケ監督就任会見が3時間遅れ。PSG会長は「監禁&拷問容疑で家宅捜索」を受けていた

パリ・サンジェルマンはクリストフ・ガルティエ前監督を解任し、そして新たにルイス・エンリケ氏を新指揮官として迎えた。

そして5日にそれを公に発表するための記者会見を行ったのだが、それが急遽3時間ほど遅れることになったという。

『L'Equipe』によれば、この時パリ・サンジェルマンの会長を務めるナースル・アル・ハライフィ氏はなんと家宅捜索を受けていたそうだ。

当該の事件は2020年に発生したと言われているもので、フランス系アルジェリア人のタイイブ・ベナブドゥラフマンというロビイストを監禁&拷問したというもの。

ベナブドゥラフマン氏が訴えた内容によれば、2020年1月に彼はカタールで拘束され、そこで拷問を受けたほか、11月に「アル・ハライフィに関する機密を公開しないと約束する書類にサインするまで」自宅軟禁されていたという。

『lavanguardia』によれば、この家宅捜索の影響もあってアル・ハライフィ氏が遅れ、ルイス・エンリケ氏の会見が遅れた…という。

ただパリ・サンジェルマン側の声明ではこれらの訴訟と家宅捜索と記者会見の遅れは関係なく、アル・ハライフィ氏の家族の問題だったと説明しているようだ。

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「アル・ハライフィ氏は家宅捜索を受けることは分かっていたが、それについては5分ほどで終わっており、飛行機が家族の問題で遅れた」とのことだが、果たして真実はいかに…。

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