マウント、ユナイテッド移籍の裏側とは? 「チェルシーでプランに含まれていないのがわかって…」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッド入りのイングランド代表MFメイソン・マウントが移籍の経緯を明らかにした。

5日に18年間を過ごしたチェルシーを離れ、5年契約+1年延長オプションでユナイテッド移籍が決まったマウント。総額6000万ポンド(約110億円)の移籍金はさることながら、背番号もユナイテッドのシンボルナンバーである7番が割り当てられ、大きな期待を感じさせる。

だが、マウントはチェルシーからすれば、アカデミーからの下積みを経て、トップチームで活躍した生え抜き。しかも、ファンからは人気を博し、あと1年の契約を巡る交渉の停滞や、スカッド整理が求められるチーム状況が裏側にあるにせよ、驚きを誘う移籍となった。

この移籍を巡っては推測の域で色々な話があるが、マウントがユナイテッドの1stインタビューで明かしたところによると、来季からマウリツィオ・ポチェッティーノ新監督になるチェルシーでは計算された選手ではなかったようだ。

「ここ数カ月、(チェルシーで)今後のプランに自分が含まれていなかったのがわかり、ユナイテッドが動いているのを知って、決心したよ。ユナイテッドは巨大なクラブで、象徴的な選手たちがここでプレーした。僕もその一員になりたかったんだ。それと、早く入団してプレシーズンの準備をするのも大きな目的だった」

そうした背景もあり、チェルシーの顔になりうる道を捨て、ユナイテッド行きを決めた24歳のアタッキングMFはまた、「僕らは大きなシーズンを前にしている。トロフィーを獲りたいし、成功したい」と決意を語ると、楽しみな思いを続けている。

「(これまでのユナイテッドでは)象徴的な選手がたくさんいる。僕も彼らを目にして、ファンでもあった。だから、今、ここにいられるのはとても特別な感じだ。こういう瞬間のために小さい頃から長い時間をかけて頑張ってきたんだ。これからにワクワクするよ」

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