米が「犠牲者に責任負う」 ロシア外務省、供与を批判

ロシア外務省のザハロワ情報局長=6月、サンクトペテルブルク(タス=共同)

 ロシア外務省のザハロワ情報局長は8日、バイデン米政権によるウクライナへのクラスター(集束)弾供与決定について声明を発表し、クラスター弾が不発弾となり紛争収束後にも爆発を引き起こす恐れがあるとして、米国が「ロシアとウクライナの子どもを含めた犠牲者への責任を負う」と批判した。

 供与が「米国とその衛星国が紛争にさらに深く関与することを意味する」と指摘したが、自国の軍事作戦には「影響を与えない」と強調した。(共同)

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