シャインマスカットや巨峰がずらり JAしもつけで岩舟産ブドウの品評会

出品されたブドウを審査する関係者ら

 【栃木】JAしもつけの岩舟町ぶどう生産出荷組合は8日、岩舟町下津原の岩舟地区青果物一元集出荷所で、2023年産ハウスブドウの品評会を開いた。

 品評会は農家の栽培技術向上や生産意欲向上を目的に毎年実施している。今年は組合員18人がハウス栽培した39点を出品。黄緑色に輝くシャインマスカットや、深みのある紫色の巨峰がずらりと並んだ。

 県下都賀農業振興事務所や同JA職員6人が色や房の形、粒の大きさなど7項目を審査し、上位6点を選出した。

 審査委員長を務めた同事務所の北原智史(きたはらさとし)主任(38)は「良いものが出品され、審査が難しかった。産地としての技術や品質の向上につながる」と講評した。

 上位入賞者は次の通り。

 最優秀賞 佐山猛夫▽優秀賞 時田喜代司、栃木正行▽優良賞 小野達也、岡島悟、野口浩志

出品されたブドウを審査する関係者ら

© 株式会社下野新聞社