レッズが地区首位ターン確定 デラクルーズが1打席間3盗塁の快挙

【レッズ8-5ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

レッズは5対5の同点で迎えた7回表にエリー・デラクルーズのタイムリーなどで2点を勝ち越すと、9回裏にも追加点を挙げ8対5でブリュワーズに勝利。同地区のライバルを下し、前半戦地区首位ターンを確定させた。レッズ4番手のルーカス・シムズが3勝目(1敗)をマークし、6番手のアレクシス・ディアスが26セーブ目を記録。ブリュワーズ3番手のエルビス・ペゲーロは2敗目(1勝)を喫している。

メジャートップ32度の逆転勝利をマークしているレッズがこの日も持ち味を発揮した。1対4とリードを許して迎えた4回表にジョーイ・ボットーが7号3ランを放ち同点とすると、再び勝ち越しを許した直後の5回表にもジェイク・フレイリーのタイムリーで同点と食らいつく。すると7回表には二死3塁のチャンスで注目を集めるルーキーのデラクルーズがタイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。さらに加点するなど終盤は盤石の態勢で、ブリュワーズを振り切った。

勝ち越しタイムリーを放ったデラクルーズは、続くフレイリーの打席で2球目に二盗を成功させると、4球目には三盗にも成功。さらにこれにとどまらず、捕手の返球を受けて投手がホームに背を向けている隙をついて本盗にも成功し、なんと1打席間3盗塁をマークした。これは殿堂入りの名選手ロッド・カルーが1969年に達成して以来、1961年以降ではメジャー史上2人目の大記録。デビューから29試合で打率.328、4本塁打、OPS.899の鮮烈な活躍を見せているデラクルーズだが、すでに16盗塁と足も兼ね備え、守備面でも強肩を武器に輝くなど非の打ちどころがない活躍でメジャーの舞台を席巻している。

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