「外国人女性にウェブマネー2万円を…」 国際ロマンス詐欺を阻止 鎌ケ谷のセブンイレブン店員2人に感謝状

感謝状を受けた木村さん(前列左)と並木さん(同右)=鎌ケ谷署

 国際ロマンス詐欺の被害を防いだとして、鎌ケ谷署(島田和弘署長)は、セブン-イレブン鎌ケ谷西道野辺6丁目店のパート、木村節子さん(71)と同従業員、並木大昌さん(27)に感謝状を贈った。

 同署などによると、木村さんは4月19日、来店した船橋市在住の70代男性から「SNSで知り合った外国人女性に頼まれた2万円分のギフト用ウェブマネーを購入したい」と要請を受け、並木さんに相談。不審を抱いた並木さんが110番通報し、詐欺だと分かり被害を防いだ。

 島田署長は、電話de詐欺だけでなく今回のような恋愛感情を利用した詐欺が最近増えていると説明し「(2人は)被害を防ぐ最後の砦。期待しています」と被害阻止への謝意を述べ、同様の事案に対して継続して警戒を求めた。

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