日頃培った技能競い合う 接客や清掃など、練習の成果発揮 とちぎアビリンピック

日頃培った技能を競い合った出場者たち=8日午前、宇都宮市若草1丁目

 第22回県障害者技能競技大会「とちぎアビリンピック」が8日、宇都宮市若草1丁目の栃木職業能力開発促進センターなどで開かれ、特別支援学校の生徒や会社員ら76人が日頃培った技能を競い合った。

 障害者の職業技能向上や雇用促進を図ろうと、高齢・障害・求職者雇用支援機構栃木支部と県が主催。模擬喫茶店で接客を行う「喫茶サービス」や指定時間内に清掃をする「ビルクリーニング」など計9種目で実施した。出場者は緊張した面持ちで競技に臨み、練習の成果を発揮していた。

 金賞受賞者

 ワード・プロセッサ 茂田翼(バンダイナムコウィルみらいステーションさいたま)▽表計算 山本勇(栃木銀行)▽喫茶サービス 寺内崇碩(特別支援学校宇都宮青葉高等学園)▽ビルクリーニング 石川優紀(足利中央特別支援学校)▽製品パッキング 人見光輝▽オフィスアシスタント 鈴木翼(特別支援学校宇都宮青葉高等学園)▽パソコンデータ入力 迫田龍弥(就労移行支援事業所あすラボ)▽DTP 該当者なし▽木工 中川仁(国分寺特別支援学校)

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