明石、姫路の酒場でワカコが「ぷしゅー」 BS人気ドラマ、17日放送は「兵庫テロワールの旅」

武田梨奈さん演じる主人公村崎ワカコが、明石で魚の棚商店街を散策する場面((C)新久千映/コアミックス(C)2023「ワカコ酒7」製作委員会)

 俳優の武田梨奈さん主演で女性がひとり酒を楽しむBSテレ東の人気ドラマ「ワカコ酒」が、毎週月曜深夜に放送され、17日深夜(18日午前0時から)の第3話は兵庫県明石、姫路市が舞台になる。タイトルは「兵庫テロワールの旅で乾杯!!」。

 新久千映さんの同名コミックスが原作。酒と料理を愛する26歳の村崎ワカコが、おいしい出会いを求めて酒場を巡る。30分番組で、全12話のシーズン7は3日深夜(4日午前0時)に始まり、第3話は明石、姫路の実在の店舗が登場する。

 帰省の途中、ワカコが兵庫に立ち寄る設定。明石の漁港で競りを見学し、魚の棚商店街に足を延ばす。酒屋の奥に併設の「立ち呑みたなか」では、タコの天ぷらや新鮮な刺し身に舌鼓。地ビールや地酒「来楽」を飲み干し、「ぷしゅー」と吐息を漏らす。

 姫路では灘菊酒造直営の「酒饌亭 灘菊かっぱ亭」が舞台に。杜氏の川石光佐さんが出演し、ワカコを酒造りの世界へ案内する。最後は居酒屋「プロ酒場」で、ひねぽんなど地元店ならではの味を堪能した。

 ワカコを演じる武田さんは「“おいしい”には無限の楽しみがあふれていると感じながら、五臓六腑に染み渡る瞬間を『ぷしゅー』に込めた」とコメントしている。(小尾絵生)

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