海老名36.9度、小田原36.3度 神奈川で2023年初の猛暑日 熱中症への警戒呼びかけ

県内各地で猛暑日を記録した10日、横浜市中区の日本大通では熱せられた路面に逃げ水現象が見られた=10日午後2時すぎ(花輪 久写す)

 神奈川県内は10日、高気圧に覆われて厳しい暑さとなり、海老名、小田原両市で今年初の猛暑日(最高気温35度以上)となった。横浜地方気象台は「しばらく気温の高い日が続く。熱中症への警戒が必要で、こまめな水分補給や休憩を心がけてほしい」と呼びかけている。

 日中の最高気温は、海老名で36.9度、小田原では36.3度を観測。34.2度まで上昇した横浜市中区を含む3地点で、今年の最高をそれぞれ更新した。

 11日の予想最高気温は、横浜、小田原ともに35度。引き続き高気圧に覆われる見通しだが、「暖かく湿った空気の影響で午後は雷雨になる所もある」という。

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