花巻青年会議所(佐藤貴哉理事長)は8日、イベント「Stand up花巻」を花巻市上町・吹張(ふっぱり)町で開いた。宇宙をテーマに地域を盛り上げる「UP花巻」の一環で、米スペースX社の通信衛星スターリンクを使った冒険型謎解きゲームなどを展開。多くの家族連れらが参加し、宮沢賢治を生んだ「宇宙のまち」を体感した。
ゲーム「銀河鉄道の落とし物」は全8問で、「物語の主人公」が地図を手にまちを歩き、隠された謎を解いていく。参加者は、商店街アーケード上部のステンドグラスやベンチの彫刻、看板を読み解き、「おとめざ」「かむぱねるら」などの答えを導き出した。
マルカンビル7階で最終問題を解き、Wi-Fiパスワードを入手。スターリンクのインターネットサービスに接続され、タブレット端末で特別動画を視聴した。切符形のステッカーも贈られ、宇宙とつながる演出を楽しんだ。