ザビッツァーがローマ行き希望を匂わせる? クラブ間交渉は難航か

[写真:Getty Images]

バイエルンのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)は、移籍が取り沙汰されるローマ行きに関心があるのかもしれない。

【写真】ローマ行き希望を匂わせる?

今夏の移籍市場では、サッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージの復帰を画策していたものの、最終的にインテルとの争奪戦に敗れたローマ。

これを受け、クラブは新たな中盤補強に動いており、その有力なターゲットの一人が、マンチェスター・ユナイテッドからバイエルンにローンバックしたザビッツァーだ。

バイエルンで居場所がない29歳MFの今夏移籍は既定路線で、バイエルンは1500万~1700万ユーロ(約23億6000万~26億7000万円)程度のオファーが届いた場合、売却に踏み切る見込みだ。

そういった状況を受け、ローマはザビッツァーに関するバイエルンとの交渉をスタート。財政難ということもあり、1年のドライローンあるいは買い取りオプションでの獲得を目指しているが、バイエルン側は完全移籍か買い取り義務付きのローン移籍を要求しているという。

そのため、交渉の長期化も予想されるが、現在休暇中のザビッツァーは、イタリア行きに関心を示しているかのようなSNS上での反応を見せた。

ザビッツァーは10日、公式インスタグラムのストーリーに休暇先の場所は不明も、南国のリゾート地を想起される宿泊先のプールにいる自身の写真を投稿。そして、その写真には「Buongiorno(イタリア語でおはようの意)」とのコメントが付けられていた。

もちろん、写真を撮影した場所がイタリアのいずこかという可能性はあるものの、ローマ行きが取り沙汰される状況下でのイタリア語での投稿を受けて、ロマニスタはザビッツァーがイタリア行きに前向きな姿勢を示しているのではないかと沸き立っている。

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