アニメ「進撃の巨人」でアルミン役を担当した声優井上麻里奈さんと「うる星やつら」のラム役でおなじみの平野文さんによるトークショーが7月9日、福井県の坂井市みくに未来ホールで開かれた。同じく声優で司会を務めた金子有希さんも交え、声優を目指すきっかけなど自身の体験を語った。
トークショーは坂井市文化振興事業団が主催。県内外から約150人が集まった。もともと演劇をやっていたという井上さんは大学時代、養成所に通う前に公募オーディションでグランプリを獲得、声優の道が開けたと紹介。「グランプリを狙うつもりはなくオーディションを受けたことが、審査員の目に留まったのではないか」と振り返った。
将来の職業について語った平野さんは「寝ることと食べること以外に、一日中やっていても飽きないことが、実は天職になる」と声優を目指す人にアドバイスを送り、養成所時代の思い出を語った金子さんは声優になるまでの道のりの厳しさを伝えた。
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