ベイガはセルタ残留が濃厚、シティやPSGら関心も本腰入れるクラブはゼロ

[写真:Getty Images]

U-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(21)は、現時点ではセルタ残留が濃厚のようだ。

マンチェスター・シティやリバプール、チェルシーなどから関心が寄せられているとされるベイガ。2022-23シーズンは下部組織時代から在籍するセルタの攻撃の核として、ラ・リーガ36試合の出場で11ゴール4アシストを記録した。

スペイン『Relevo』によると、U-21欧州選手権2023を戦い終えたばかりのベイガは来たる新シーズン、ラファエル・ベニテス新監督を迎えたセルタへの残留を優先しているとのこと。また、現段階ではどのクラブも今夏のベイガ獲得に本腰を入れていないという。

シティは中盤にクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(29)、リバプールもアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(22)を補強。チェルシーもブライトン&ホーヴ・アルビオンからエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得を優先している状況だ。

他にもニューカッスルやパリ・サンジェルマン(PSG)、代理人と友好関係にあるトッテナムが選択肢として挙げられるも、ベイガは先の欧州選手権で低調なパフォーマンスが続いたこともあり、現段階ではセルタ残留が濃厚とみられている。

一方で、セルタがベイガの売却を進める可能性も排除できず。リリース条項を4000万ユーロ(約62億4000万円)に設定しているベイガとの契約延長を視野に入れる一方、補強資金の捻出も目論んでいるとのことだ。

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