健康づくり、ともに「歩く」 宇治市と明治安田生命保険が連携協定

包括連携協定を結んだ宇戸京都支社長(左)と松村市長=宇治市役所

 京都府宇治市と明治安田生命保険相互会社(本社・東京都)は、地方創生に関する包括連携協定を締結した。健康づくりを中心に、地域の活性化や市民サービスの向上に向けて協力する。

 同社は地域貢献の一環で行政との協働を進めており、府内ではこれまでに府や京都市など9自治体と同様の協定を結んでいる。

 宇治市との協定では、市民の健康維持・増進をはじめ、子育て支援やスポーツ振興、雇用促進、地域のPRといった5分野での協力を盛り込んだ。具体的にはウオーキングイベントの開催などを検討している。

 市役所で行われた締結式で、同社の宇戸大輔・京都支社長は「市の課題解決のお手伝いがしたい」と述べ、松村淳子市長は「健康寿命の延伸につなげたい」と話した。

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