インテル、2032年まで「ナイキ」ユニを着用へ

写真:インテルがナイキとのサプライヤー契約を延長 ©Getty Images

インテルは7月10日、ユニフォームサプライヤーであるナイキ社とのパートナーシップを拡大することをクラブ公式サイトで発表した。

インテルとナイキは1998年にサプライヤー契約を結び、25年間にわたってパートナーシップを継続してきた。この契約をさらに延長し、男子チーム、女子チーム、ユースチーム向けの試合用ユニフォームやトレーニングキットなどを提供するだけでなく、ライフスタイルコレクションなどもプロデュースしながらインテルブランドを世界に広めていくことになるという。

また、今回、締結した新しいパートナーシップ契約では、女子競技の公平性と支援にも重点が置かれることが明らかにされている。近年、ヨーロッパで人気が急上昇している女子サッカーに対し、クラブとしてさらに力を入れていくことが予想される。

インテルのアレッサンドロ・アントネッロCEOは今回の契約延長を受け、次のようにコメントしている。

「ナイキ社とインテルの歴史的なパートナーシップ延長を発表できることをうれしく思う。我々は長年にわたってともに発展し、サッカーの分野を超えた世界的なアイコンとしての役割を強化してきた。このパートナーシップはこれまでの25年間にわたり、我々に信じられないほど幸せな瞬間をもたらしてくれた。ナイキ社が今後も我々に協力してくれるのは非常に喜ばしいことだ」

インテルの公式サイトでは契約内容は明らかにされていないが、イタリアのウェブメディア『カルチョメルカートドットコム』によると、もともと2024年6月30日までとなっていた契約を2032年6月30日まで8シーズン延長し、1シーズンあたりのスポンサー料は1200万ユーロ(約18億6530万円)から3000万ユーロ(約46億6430万円)近くまで大幅アップするという。

インテルはナイキ社と契約して以降、25年間で20のタイトルを獲得してきた。2032年までの間に、その数をどこまで伸ばすことができるだろうか。

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