ミケル・アルテタ監督のもとでプレミアリーグ2位と躍進したアーセナル。
負傷からの完全復活を目指す冨安健洋もプレシーズンメンバーに入った。
そうしたなか、『football.london』は、プレシーズンで己を証明する必要がある4選手をピックアップ。冨安もそのひとりに指名されていた。
「冨安がアーセナルを去るという徴候があるわけではないが、この日本人DFはそのクオリティを全員に思い出させるためにこの1週間を使わなければいけない。
シーズン最後の数か月に彼がいなかったことはタイトル争い崩壊に決定的な影響を与えたはずだ。
ただ、アヤックスからユリエン・ティンバーがやってくることを考えれば、証明しなければいけない点がある。
彼が好む右サイドバックの座をベン・ホワイトとティンバーと争うことになるだろう。
左サイドではオレクサンドル・ジンチェンコとキーラン・ティアーニーとの争いになる。
厄介な怪我からフィットネスを取り戻すことに注力するだろうが、実力を示すための重要な時期でもある」
アーセナルは22歳のオランダ人DFティンバーの獲得に近づいているとされている。彼もセンターバックとサイドバックをこなす人材であり、冨安にとってはライバルが増える見込み。
なお、冨安以外の3人は、カイ・ハヴァーツ、ファビオ・ヴィエイラ、マルキーニョス。
ハヴァーツはチェルシーから今季加入した新戦力で、ヴィエイラは加入2年目の若手、そして、マルキーニョスは20歳のブラジル人アタッカーだ。
昨季はELチューリッヒ戦で1ゴール1アシストと活躍し、NEXTマルチネッリと期待された。
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ただ、その後は停滞しただけにこのプレシーズンがふたたび勝負になるかもしれないとのこと。