千葉県木更津市特産のブルーベリーが摘み取りシーズンを迎え、市観光ブルーベリー園協議会に加盟する8園が一斉にオープンした。
「エザワフルーツランド」(同市真里谷)で8日に行われたオープニングセレモニーでは、地元の市立富来田小児童がブルーベリーの歌を合唱した後、初摘み体験やジャム作りに挑戦した。同校1年の中原麗華さん(6)は「甘くておいしい」と完熟の果実をその場で食べながら笑顔を浮かべた。
8園は、協議会の江沢貞雄会長が提唱する「ど根性栽培」を実践し、無農薬・有機栽培のブルーベリーは有機JAS認証を取得している。江沢会長は「農薬を使わない本当においしいブルーベリーは、木更津に来なければ食べられない。実感してほしい」と話した。
9月上旬まで。各園とも時間無制限・園内食べ放題で大人千円、子ども(小学生)500円、未就学児無料。