1007回にわたり計1億1000万円以上をだまし取る 容疑で男(61)を逮捕 「全くだましていない」と否認

6年間以上にわたり、知人女性にうその電話をかけ続け、合計1億1500万円余りをだまし取ったとして無職の男(61)が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島県福山市の無職の男(61)です。警察によりますと、男は取締役を務めていた会社の資金援助の名目で、現金を交付させていた知人女性(58)に対し「これまで交付した額の現金を受け取るためには、銀行に現金を預け入れる必要がある」などとうその電話をかけ、2017年1月ごろから23年2月ごろまで、1007回にわたり口座に現金を入金させて、合計1億1529万6605円をだまし取った疑いがもたれています。

調べに対し男は「全くだましていないという事実は変わりません」と容疑を否認しているということです。

男は、2月にも別の詐欺事件で逮捕されていて、その際の証拠資料を捜査したところ今回の事件が発覚したということです。警察は動機や余罪について捜査してます。

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